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近代語MEMO |
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近代朝鮮語に関連することをまとめたメモです.
以下ハングルの古語が多くあらわれるため,ご覧になるにはNew Gulimフォントが必要です.
| 近代朝鮮語の特徴 | |||
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ここでは近代朝鮮語の文法の特徴についてまとめる.以下は洪允杓(1994)より.
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| 文法に関すること | ||
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中期朝鮮語では心理動詞とこれから派生した心理形容詞が並存する時,原則的に心理動詞のみが-아/어 다形を持つ.
ただし,中期朝鮮語では「다(動詞)」, 「引ォ다(形容詞)」の場合,「가 다,바 다」の両方が存在する.16世紀後半から心理形容詞の-아/어 다形があらわれ始めた.例えば,「믜다(動詞)」, 「믭다(形容詞)」の場合,「믜여 다,믜워 다」が 並存するようになり,近代朝鮮語に入ると形容詞の-아/어 다形が普遍化し,動詞の-아/어 다形に替わって使われることになった. 現代朝鮮語では形容詞の-아/어 하다形が使われている.
中期朝鮮語で「-ㄴ대」は先行節に対する「反応」を後行節に提示する時に主に使われた.-ㄴは先行節の内容の「転換」をあらわす時,主に使われた.この語尾は現代朝鮮語では「-ㄴ데」に統一される. |
| 語彙に関すること | |||
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| 格助詞(格語尾)に関すること | ||||||
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中期朝鮮語の主格助詞には「-이,-ㅣ」の2種しか存在せず,「-가」はまだ存在しなかった.主格助詞「-가」は口語では16世紀 には存在していたことがわかっている.現在見ることのできる「-가」が使われた最初の例は,1572年(宣祖5年)に書かれたと推定されている松江鄭K慈堂竹山安氏 の書簡にあらわれた次の例である.
主格助詞「-가」は≪老乞大諺解≫(1670年),≪捷解新語≫(1676年),≪馬經抄集諺解≫(1686年),≪新傳煮硝方≫(1698年),≪痘瘡經驗方≫(17世紀)のような17世紀資料にもあらわれる.しかし,これらの文献では體言末音「i」や「i」の要素を持つ二重母音の後ろでのみ使われるという制限があった.
18世紀文献の中でも≪御製常訓諺解≫(1745年),≪御製訓書諺解≫(1756年),≪敬信録諺釋≫(1796年)には「-가」はあらわれておらず,≪女四書諺解≫(1736年)と≪五倫行實圖≫(1796年)では1例 ずつあらわれたのみである.しかし,≪綸音諺解≫(18世紀末)では「-가」は非常に生産的に使われている.
尊称をあらわす主格助詞は18世紀に入って登場した.わたしが調査した≪隣語大方≫には「-계셔,-꼐셔,-계오셔」という形態 があらわれる.홍윤표(1994:625-639)によると「-계오셔」が最も高い尊称を表示するとしている.「-계셔(꼐셔)」は「-계오셔」に比べ等級 が一段階下のものと見ている.詳細は홍윤표(1994:625-639)参照.
中期朝鮮語では対格助詞として「-H,-를,-,-을,-ㄹ」が使用されていたが,18世紀の資料では対格助詞 は「-H」,「-을」に統一されていく傾向を持つ.
中期朝鮮語では処格助詞として「-,-의,-애,-에,예」の5種があった.近代朝鮮語の時期にこれらの助詞は「-에」へ統一する傾向を見せ始め,現代朝鮮語に至ると「-에」に統一される.18世紀の文献ではこの傾向がはっきりと見られる.
現代朝鮮語の「-까지」に対応する助詞は,中期朝鮮語では「-(-ㅅo)/-o」という形を持っていた. 近代朝鮮語ではその中間段階にあたる「-지」という形が用いられた.この「-지」という助詞は,17世紀には数例に過ぎないものであったが,18世紀に入り頻繁に使用されるようになる.≪隣語大方≫では例外なく「-지」という形が使われている.
-에서(-에셔)が使われると考えられる位置に-에(-의,-,-애)が用いられることがある.리다,나다のように出発点のみを要求する(到着点表示の必要がない)動詞にあらわれる.
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[最終更新日時:2006/05/23 21:51:11]